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ブレーキが効かない??

こんにちは!

順番に仕事も詰まってきました汗

気づいたらもう土曜日です。昨年から考えると大幅に車両販売も伸びていますし、車検も毎日何台もありますから、

人が増えてもちょっと先が見えないくらいの予定があるときもあります。

本当に皆様のおかげです。ありがとうございます!

毎週毎週新しい車が入庫してきて、新しいご契約も頂戴します。

取りつけ用品の検品もしっかりやらないと車が仕上がっていかないので、こちらも注意が必要です。

新規のお客様であったり、初めて入庫する車の整備を任せられると、

色々と気づく事があります。

今回はブレーキが効きが悪いと言うお話での車検の入庫ですが、他社さんで受けられた前回の分解整備時の整備ミスが発覚する事例でした。

こちらのドラムブレーキなんですが、パッと見は分かりませんが、実は組み付け方が逆になっています。

なんとサイドブレーキも90度近くまで引きあがってしまうくらいになっていました。

よく分からない人でも、手引きのサイドブレーキが真上を向くような状態なら何かおかしいと思うと思うんですが、

こんな状態で入庫してきました。

単純にこれだけ見ても分からないですが、これが逆になっている形です。

前回の車検時からリアブレーキが全く効いていない状態で、フロントブレーキのみで走っていたことになります。

ここで気づく人は気づくと思うんですが、

「車検」というものは「分解整備」と呼ばれるブレーキの分解整備を含む法定整備になるんですが、「車検」という「検査」に「合格」するためには、ちゃんとブレーキが効かないと当然合格しません。

もちろんこの車は前回どこかの車屋さんで車検を受けた際に、分解整備を受けてから車検の検査に合格しているはずなんですが、八高オートに車検で初入庫したこのお車は、リアブレーキの組み付けが逆で、制動力はもちろん規定外でブレーキの効いていない車でした。かなり危険な状態です。

さて、この車はどうやって検査に合格したのでしょうか?

2重のチョンボを見つける事が今回はあったので記事にしてみました。

左が正しく、右が逆、

こちらも左が正しく、右が逆です。明らかに長さが違うと思うのですが、前回整備した方は明らかに変わるブレーキタッチが分からないということと、

検査をした人は明らかに出ない制動力の数字をどうやって書いたのかが疑問になります。

素人が見ても僅かな差ですが、この差が明らかに分かるのが国家資格を持った「自動車整備士」なんですよね~

だからこそこういった事は本来起きてはならないことです。

こういった事も事例として共有しながら、自社の整備に対して厳しく対応にあたっています。

八高オートの自動車整備士は、全員が車検の検査をすることができる自動車検査員の資格も保有しています。

小さい会社なのに検査員4名在籍という大手に一歩たりとも負けない人材と最新の設備が揃っているのが八高オートの強みです。

毎週納車整備を頑張りますと言っているんですが、言うだけではなく結果を出せるように全員で一丸となって取り組みたいと思います。

今日までバレンタインデーのちょっとしたプレゼントをお配りしています。

八高女子におねだりしてみてくださいね!

今週も1週間ありがとうございました!

来週もよろしくお願いします!

 

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