こんにちは!
今日から土曜日まで5回に分けて、オイル交換の手間を劇的に解消するシステム導入のお話をしていきたいと思います。
タイトルにもあるように、「工賃100万と言われたから自分達でやってみた」というのがそもそもの発端なのですが、
オイルポンプ設置にかかる費用が100万なのを1/10に浮かす事ができるのと、自分達も道具やノウハウがあるのが強みです。
設備更新の話を最近どんどんアップしていますが、こういった話は現場の声も含めて、トップや決裁権のある人間が柔軟に考えられることが最も良い事です。
そもそもなぜオイル交換のためのシステム導入になったのかというと、
点検や車検でトラックの入庫が多かったり、そこらじゅうで走っているディーゼル車のオイル交換というのは、5L以上入るものが多く、オイルジョッキを使用して交換すると、5Lまでしか運べないので、何回もタンクと車を往復しなくてはなりません。
10tダンプとかだと、25Lも入るので、5回往復することになります。
2~4tトラックでも10L以上なので、3往復と、ものすごく無駄な時間やキツイ態勢を強いられてしまいます。
コレを解消するために、天井からオイルをホースで入れられる仕組みを作れば、これから何十年も素早く、そして楽にオイル交換ができるようになります。
それもそのジョッキリレー風景を見た社長が導入を提案して、現場からもどことどこにどんな仕組みが欲しいというのを上げて、システム導入の検討がなされるようになりました。
トップから大掛かりな改善の提案が降りてくるのは普通の工場ではなかなか無い光景だと思います。実際下から上げてもしっかり検討される仕組みになっています。
「大変だな~」と現場が常に思っていても、風景となってしまっていたり、現場サイドから「上申しても無駄」という空気があったら決してこういった設備投資にはつながりません。
ドラム缶ごと動かして、ポンプをわざわざ動かして給油する設備を持っているところもありますが、ガソリンスタンドの燃料用ホースのように手軽にオイルを注入できる設備はどこにもありません。
整備士さんは不満すごくあるみたいですよ!!
世の中の整備士さん!仕事がキツイのは当たり前ではないですよ!
改善できる事のほうが圧倒的に多いです。
そんなの無駄だと思ってるそこの店主さん!
勉強すればいろいろ方法ありますし、本当に採算が合わないか計算していますか?
従業員さんが一時間にどれだけ貢献してくれているか分かっていますか?
お客様にも、従業員のみんなにも、感謝の気持ちがあると、見える世界は変わってきます。
勉強して行動した分だけ、きっと良くなっていきます。
八高オートの就労環境改善までの道のりはまだまだ4日間続きます!
明日もまた頑張りましょう!