車のエアコンシステム導入に向けて①

こんにちは!

八高オートでは今までのエアコン点検、ガス補充にずっと前から危機感を持っており、今期は来シーズンに向けてエアコンシステムの導入を決めました。

新車でも規定量のガスが注入されていないって知っていましたか?

このエアコンシステム導入だけでもかなりの投資になります。

言い方は悪いですが、目に見えないガスを手動で充填することは、「だいたい」の量しか見ることができず、量も分かりません。

この設備を導入することで、エアコンのライン洗浄とガスのリフレッシュ、充填量の計測とブレのないガス充填が可能になります。

新車から効きがあんまりよくないと思われている方にも体感して分かる違いが出るといわれています。

八高オートでも導入に際して実演を3社に依頼して、吟味をしました。

実は今までの車に使用されていたR134というガスが今の新型車には使われていません。

どちらにしても新ガス対応した設備が必ず必要になることもあり、両ガス対応の機械をデモンストレーションしてもらいました。

エアコンの効きが悪いとご依頼を受けていた車両をお客様からお借りして、効果を体感していただきました。

エアコンのガス配管には、ガスだけではなく、オイルも入っています。

それの洗浄も同時に行うので、かなり効果が高くなります。

エアコンガスが少ない場合、コンプレッサーが無理をするので、最悪の場合コンプレッサーが焼きついてしまいます。

かといって多いと効きが悪くなってしまいます。

今回の車は規定量に対して三分の一しか充填されていませんでした。

こういった数値が目で見えるように可視化されるので、非常に優れた機械です。およそ1社につき一時間半程度のお話を聞きながらデモを確認しました。

だいたい同じ見た目で、色が違うようにも感じますが、中身はどの会社も別物です。

どの営業マンさんも、「自社の製品が一番」ともちろんおっしゃいますが、私達からすると3社聞くとそれぞれの違いが良く分かります。

また、会社として勉強されている範囲の違いも感じました。

研究している内容といいますか、私からするとデータの幅が違うという感覚です。

メーカーさんも、私達整備工場の人間としても、現場で起きている事にしっかりと対処できるように日々改善を考えていると感じました。

もう一社のデモは明日お届けしたいと思いますが、

こうして最先端の技術に触れて、お客様にとっても高品質の整備が当たりまえになるように常に上を目指していきたいと思います。

明日も頑張りましょう!

 

 

 

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