こんにちは!
今日はあるお客様のお話です。
とあるお客様が車検代のお支払の時に、「車の除菌は何を使ってやっているのですか?」
というように聞かれました。
当社の使用している物をお見せしたりしてお話しましたが、
非常にお詳しい方で、逆になぜそのような事を聞いてきたのかをお聞きしたら、
「今コロナ対策という事で本当に様々な事がありすぎて、正直どこの人も本当の事を分かっていないのではないか?」
と心配されているようでした。
除菌剤と言ってもたくさんあるということで、そういった中でも良く調べているとお褒めの言葉をいただきました!
そういったお話を聞く中で、やはりしっかり調べる事は大事だと再認識したという話です。
今回は長くなりそうですよ~
どの業界もコロナウイルス感染対策やっていますが、最低限のマナーとして定着しそうです。
商談中のマスク着用は今まではどちらかというと失礼にあたる事も多かったですが、マスク着用は当たり前になってきました。
色々なお店では、ビニールでの仕切りをして、「現金は手渡ししないけど~申し訳ございません」みたいな事がどこも書いてありますが、結局それがどの店でも徹底されているかといえば、
緊急事態宣言中はその傾向がありましたが、今は多くの店でお皿ではなく手渡ししてくれます。
スーパーやドラッグストアなどのレジ1台あたり、およそ600人のお客様が一日に通過するといわれています。2台のフル稼働のお店なら、1200人はそのレジ付近を通るということですが、それだけ感染リスクの高い場所といえます。だからこそ、そのレジで今までは手渡ししなかったものが、手渡ししませんと書きながら、手渡しをしていても不満を言うお客様が居ないからこそ、そういうように自然と手渡しするようになっているんだと思います。
いまだにレジの方はゴム手袋してますか??
よ~く見てください。
コロナ禍の中では、「コロナ警察や自粛警察」といった造語がありましたが、そういった方がそこに指摘をしなくなったということを意味しています。
こういった中では、何が本当で、何が間違いなのか、指摘するのはいいが、何を根拠にいっているのか、なぜその対策を施したのか?「なぜ?」がハッキリしない事はやらない。
そういったことも本当に大事だと思っています。
仕切りをとにかくすれば「コロナ注意しています感」が出るからなんだと思いますが、
結局触ってしまったところに菌が少しでもついていて、それを手洗い、除菌忘れで物を食べてしまえばアウトです。
アルコールなども、濡れているところに噴霧しても効果が無いなど、最低限の知識が必要だと思います。
手洗いをして、手も拭かずにアルコールを使っても効果は低いですし、本当に必要な情報を正しく理解する事が大事ですよね!
「次亜塩素酸水」これも効果があるとか話題になっていましたが、
製品評価技術基盤機構とよばれる、調査機関の話では
「新型コロナウイルスへの消毒目的として使用されている、次亜塩素酸水は現時点において、新型コロナウイルスへの有効性は判断できない。特に噴霧での利用は安全性が確認されていない」
ということみたいです。あとは人体にも影響が少ないと言う人もいますが、消費者からの事故データバンクと呼ばれるところには、「次亜塩素酸水の空間噴霧による健康被害」というものもあります。
実際のところ、私達としては判断ができない事です。何を根拠にそれが正しいとも言えないので、こういうのを、「不確定なもの」「なぜ?がハッキリしない事」だと思いませんか?
声高に、ウチはしっかりやってますといいながら、そういう事をしているところ、たくさん見ませんか?
だからこそ、今回お客様にお話を今回のタイトルのような、「コロナ対策してます!」本当に安心?という話題にしてみました。
大半のお客様は、そこまでやっていたら、しっかりしてると思いますからね~
ある意味本当に感心します。
だから八高オートではそんなもの使わないです。ていうか噴霧効果低いの初めから分かっていましたし。
噴霧ではなく、安定した塩素濃度の次亜塩素酸水に漬ける必要があるというところと、電解で出続ける次亜塩素酸水の流水に2分当てるとアルコールなみの除菌効果だというところなど、たくさんあって自分では判断できないので、どちらにせよ現実的ではないという判断です。
仮に効果があるという次亜塩素酸水の話の場合だと、PH2.7以下の次亜塩素酸水で、強い酸性水らしいので、そんな強い酸性の水を鉄の車に使うとかやらないです。
PH3はレモンくらいの酸です。それより強いと言う事になりますね!
八高オートでも車検の際の消毒などもちゃんとしていますとアナウンスしていますが、使っているのは効果が高いとされる濃度70~75%のアルコールです。たまたま関連会社で持っていたのであるんですが、濃度が〇〇%だと効果が無いとか、コロナウイルスはどういった菌で、どういったものが効くとされているのかしっかり調べてます。アルコールは濃ければ効くと思うじゃないですか?!実は効果が下がるんですって!
自分達で分量を量って薄めているので、濃度も間違いありません。
アルコール除菌剤も、沢山出た製品の一部の濃度を測ってみたら30%台だったとかですごい問題にもなりましたね。
それに「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」とは全くの別物ってことも知らない人の方が多いんじゃないですかね~
むしろどっちも響きが似てるから、最後のナトリウムと水は聞いていないとか・・・
簡単に言えば、次亜塩素酸ナトリウムは塩素系漂白剤、次亜塩素酸水は、塩酸とか簡単に言えば塩水を電気分解した時に出るやつで、アルカリイオン水の浄水器の、飲まない方の水の強いやつくらいのイメージが多分当たりです。うがいとかには良いらしいですよ。
車屋なのになんで?と言われれれば、対策一つもそれくらい調べてると思って下さい。
シートのカバーなども入庫したときからつけているところもあるみたいですが、八高オートは最後の最後です。
汚さないという意味もありますが、除菌する前にカバー付けたら意味ないですよね。
また、除菌してからまた複数の人が動かしたりするのもよくないです。
洗車、室内清掃が済んでから、最後に各ノブやハンドルを消毒して、最後にカバーを付けて納車します。
お渡し直前に外して使い捨てる。何を目的にしているかハッキリしていれば、意味のないことはしないです。
マスクで当たり前の飛沫感染は防ぐということは、外部の方と接する時、それがお客様でも業者さんであっても徹底する、
手洗いの励行、特に従業員は昼食前に、落ち着くまではお客様へのお茶は原則積極的に出さない、
アルコールで都度消毒をする・・・・など、自分達の予防をまずしっかりする事で、おのずとお客様へのリスクも下がります。
八高オートでは昔からの社風でもありますが、物事の根拠などはかなり重要視します。
そういった部分での予防策が今に繋がっているということもありますし、
スタンドプレーで誤魔化したりはしません。
八高オートブログ始まって以来の長文のみブログ、読む人いるんでしょうか?
でも、本物は何かというのは、この情報化社会のなかでは大事な要素です。
最近は本当に情報が飛び交っていて、色々な変化を目にします。
流される事ばかりではなく、見極めるということも大事だと思います。
だいたいが、「流される事なく、冷静な判断を」ってどこの有識者と呼ばれる人も言ってるじゃないですか。
そもそも何事においても対策は、話題になった頃にやり始めているようでは遅いというのをよく分かっているので、
スピードを重視するために、アンテナはしっかり張っています。
情報の種の段階で限界まで調べて、自分達の進む先を見極めるように努力しています。
なんだか最近は思うことがとても増えてきたので、たまにはブログでも語ってみました。
どこのお店も良かれと思ってやっていることだとは思いますが、
お客様の事を本気で想うのであれば、違うと思う事もあります。
八高オートではお客様の事を真剣に想えばこそ、これくらいしっかり調べていく必要があると思っています。
多分このブログには私専門の「八高警察」がたくさんいるので、
僕が間違っていても、おそらく逮捕(指摘)してもらえますw
それで、すぐに修正します。
ホンネで意見を言ってもらえる人、色々な意味で本当に大事な人ですよ~
本物はいつか気付いていただけると信じて、明日も頑張りたいと思います!